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2006年03月06日

「言えなかった競馬の本」

「言えなかった競馬の本」の著者は元中央競馬騎手、故渡辺正人氏です。
この本昭和58年に青春出版社から発行され、一度読んだきりどこかにやってしまっていたので、どんなことが書いてあったのかまた読んでみたいと思っていました。それが、偶然に見つけることが出来ました。馬券に役に立つことや、おもしろい話が書いてありますが、絶版でなかなか手に入りませんのでこれはと思ったところを抜粋し何回かに分けて紹介していきたいと思います。
(オークションでみつけることがありますが、本じたいは絶版です)

はじめに−なぜぼくはこの本を書く決心をしたかから抜粋
騎手で買うか、馬で買うかとあなたが問われたら、一も二もなく馬で買うとおっしゃるだろう。それは大間違い。よく、馬七分、騎手三分といわれるが、どっこい馬三分、騎手七分と思わせる事実は枚挙にいとまがない。中には騎手十割といってあげたいレースだってある。
 競馬は、ファンが見る表面的なものだけでは決してない。その裏側を少しでも見た者には驚くべきことが山ほどある。それを知る知らないとでは、競馬観もガラリと変わる。

こんな笑い話もある。
 第25回天皇賞(昭和27年)、ぼくはミツハタで京都競馬場へ臨んだ。7頭立ての1番人気。勝負は接戦であったが、ミツハタは堂々の優勝。ゴールをすぎて1コーナーと2コーナーの中間までミツハタは進む。普通ならここから向きを変え、検量室の方へ戻る。しかし、ぼくはすぐには戻らなかった。ミツハタをうながし、外ラチの方へ歩みを進めた。そして、右手にムチを持ち、はるか空のかなたへムチを伸ばした。
 そのときのラジオ放送を再現すると、
『第25回天皇賞を堂々の勝利で飾ったミツハタ。鞍上のナベ正は、関東のファンの声援に応え、ムチを東の空へ向けております・・・』
 とアナウンサーは絶叫。
 この放送、ぼくのファンならず、聴いていた競馬ファンはみんなやんやの喝采をしたものだ。
 しかし、これには、実はウラがある。担当のアナウンサーとぼくは仲の良い間柄。レースの前に会ったとき、ぼくはこうささやいた。「今日の天皇賞は必ずいただく。勝ったら東の方にムチをさしだすから、ナベ正が関東のファンに応えているとでも言っておくれよ」
 アナウンサーも納得。こうして名(迷?)放送は実現したわけだ。
 名調子にも、あらかじめウラがあったという一席。


posted by 新マネー競馬 at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 「言えなかった競馬の本」より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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