この道何十年だよという職人の自慢話は嫌いだが、苦節何十年という苦労話は大好きだ。
テレビを見ている途中に、居間に放ったらかしにしていた日刊ゲンダイのダービー新聞の見出しが目にはいった。「逃げるメインをゴール前のちょい差しで2着に残すのが天才の美学」
。読んでみるとアドマイヤムーンと武豊騎手のことだったが、本番ではこれを石橋騎手が実現するという結果になった。今回ムーンは予想に入っていなかったので、レース前には読んでいなかった。
日曜日は雨も上がって、馬場はパンパンの良馬場になると書いていた競馬記者の予想は追い込み馬ばかりの予想。今の東京競馬場は、蹄が完全に隠れてしまうぐらい芝が長い。だから、乾きが遅い。それより、雨が降ってさらに芝が長くなって蹄に纏わりついて力のいる馬場になっている。
今年の安田記念はいつもと違うBコース。芝が長いのも外国に気を使っているのかなJRA様。
競馬覚えたてのころから、予想の師匠と思って来た競馬記者のダービー予想は、本命がジャリスコライトだった。競馬記者だからと言って、いつもいつも当たるわけないのは周知の事実。なのに、さっさとその予想記事が有料会員募集HPから削除されていたのにはガッカリした。有料予想を始めると、ご都合主義に早代わり。→競馬ランキング