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2007年01月20日

タイムスリップ米沢

山形で雪と聞くと15年前のことを思い出す。

私は米沢市の営業所に転勤になり、その年山形の冬は初めてだった。あいにく山形県は中央競馬の場外が無かったので、馬券購入は福島競馬場まで行かないとだめだった。会社の寮からは電車、バスを乗り継いで2時間弱で行くことができたので、感覚としては都心から中山競馬場に行くようなものだったから気楽に行っていた。

1月下旬の日曜日。その日、馬券で負けて、サイフには電車代と米沢から寮までのタクシー代だけ残した。急いで福島駅に向かえばちょうどの帰りの電車に間に合ったが、負けたこともあって急ぐ気力もなく、そのあと(さらに1時間後)の電車にすることにした。そして、この1時間のせいでとんでもない目にあうことになってしまった。

なんと米沢駅に到着したら、猛吹雪。
タクシーと思いきや既に積雪60センチ、1台も待機していない。いやこれでは走れる状態でないのだ。こまった。

少し迷ったが、このままではしょうがないので意を決して歩くことにした。会社の寮までは4km、たったひとりの雪中行軍だ。60センチの高さはちょうど膝上ぐらいで辛うじて歩ける高さだった。

歩いている中、益々風が強くなって行った。途中、頭の中を遭難するのではないかと過ぎった。雪の高さもだんだんと高くなり1歩進むのが大変だった。歩き初めが、歩ける高さだったのが曲者だったなと思った。もし、歩ける高さじゃなかったら、あのまま駅に留まっただろう。

行程の3分の1も来てしまって引き返すのも大変だ。こんなので遭難したら、新聞の見出し「競馬帰りの男性死亡、吹雪で遭難」だなと思いながら(持っているカバンに赤ペン記入のスポーツ新聞とハズレ馬券が入っている)、必死で前に進んだ。私以外、誰一人歩いていない、車1台走っていない、真っ白の闇の中、だだひたすら脚を前に出した。

そしてどうにかこうにか、やっとのこと寮にたどり着くことができた。着いた時には積雪75センチはなっていたかと思う。普通だったら1時間のところを倍の2時間かかった。体は汗と、体温で溶けた雪とでビショビショだった。歩くか迷っていて、へたに歩き出すのがあと30分遅かったらどうなっていたことか、今思うと本当に怖かった。冗談抜きで、そのへんに脚をとられて倒れていて、だれもこなかったら死んでいたかもしれない。(このころは携帯電話も無い)

その後、私の馬券購入は春まで封印されたが、4月に東京勤務が命じられた。中山競馬場に行った時、東京はいいなと思った。


posted by 新マネー競馬 at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 競馬身上書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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