札幌競馬場には現在、497頭が滞在中。18日朝、本格的な運動を行う馬はまばらだった。JRA側から正式な発表はないが、関係者の話を総合すると複数のインフルエンザ感染馬が存在するもようで、18、19日に全馬房の消毒が行われる。
札幌記念にフサイチパンドラを出走させる予定だった白井調教師は「来週に札幌記念が行われれば使うつもりだが、検査中だから。それに19日に来週の特別登録を受け付けるというが、レース番組を早く教えてくれないと対応できない。オーナーにとって競馬は生きがいだけど、競馬がない週末は私も寂しい」と表情は険しい。
また、来週のキーンランドCを予定していたローレルゲレイロの昆調教師は「検査の結果待ちだがおそらく陽性だろう。周りの厩舎から反応が出ているからね」とあきらめムードだった。
(ZAKZAK 2007/08/18)
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