[PR]競馬のアレコレが見つかる競馬サーチ.com
[PR]DS専用「馬主ライフゲーム ウィナーズサークル」
[PR]競走馬キャッシュカード!

2007年01月30日

日本の馬に 血統 なんてありえない

日本の馬に血統なんてありえない
(「言えなかった競馬の本」第5章、馬の表と裏を知るとっておきのネタ<馬編>から抜粋)

“血は水よりも濃い”と血統の重要性をいっておきながら“トビがタカを産む”と、突然変異的に、二流から一流が輩出することもいったりする。つまり用いる人間に合わせて二通り用意されているのが格言なのだ。人間の知恵とはまことに調子いい。
 格言が言いあらわすように、どんな世界にだって裏表二通りの見方はあるものだ。たとえば競馬ファンの中には「俺は血統至上主義だ」と成績など無頓着に、血統に目を血走らせるファンも少なくない。
 たとえば短距離競争を狙ったとする。その馬の血統を調べ「父、母馬が短距離系」とわかれば納得したように「よし、これでいけ」となる。こうした勝馬推理も、競馬を楽しむ一つの方法にはちがいない。「競馬はかくあるべきだ」という改まったものは必要ないのであって、各人各様の流儀があっていいと思う。
 しかし、“血のスポーツ”競馬だけに、血統云々はうるさすぎるほどうるさい。
「この馬は消しだよ。父が短距離系だもんね」という人。こういう人は“血は水より濃い”派の人。「でも、前々回の2400メートルのレースで2着に来ているぜ。3000メートルくらいわけないよ。以外と万能タイプかも知れないし…」 この人は、“トビがタカを産む”派だ。
 ただ、血統の過信はぼくに言わせれば冒険である。血統や近親馬の成績を軸に勝ち馬を決めるのは実はナンセンスといわなければならない。

 理由はこうだ。日本では血統の考え方が外国とはまるで違う。外国では短距離馬を作ろうとする時は、ひたすら短距離系同士を配合する。いわゆる“ベスト・ツウ・ベスト”の原則をかたくなまでに守る。数生まれる中には、まれに長距離レースに向く馬がとび出すこともある。単純に考えれば、長距離競争に出せば勝てるかもしれないと思って使ってきてもよさそうだが、決してその馬を出すことはしない。
 一方、わが国ではミソもクソも一緒。早い話があっちもこっちもと欲をだしすぎて、結局アブハチとらずになっている。長距離に短距離を配合したりでメチャクチャだ。つまり、短い距離も長丁場のレースも走れるような馬を作ろうとしているのだ。万能タイプの馬づくりといえば聞こえはいいが、血統を重視する外国では考えられない“暴挙”の配合の歴史だ。これで血統にこだわるのは珍なるお国柄と笑われても仕方がない。…

「言えなかった競馬の本」(昭和58年青春出版社、絶版)
著者、元中央競馬騎手、故渡辺正人氏
posted by 新マネー競馬 at 11:45 | TrackBack(0) | 「言えなかった競馬の本」より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

やせたい人必読

やせたい人必読、1日8キロ減約束します
(「言えなかった競馬の本」第4章、勝てる馬も勝てなくするこんな騎手<騎手編>から抜粋要約)

「美しくやせたい」という女性の願望は男性には理解の及ばぬものらしい。「ご飯は太る」「お肉料理はこわい」と若い女性の間で野菜と果物一辺倒主義者が急増して栄養失調まで招いたというから執念おそるべし。

そこでやせたい女性にぜひ教えてあげたいただきたいのが騎手の減量だ。1日8キロ減量も夢じゃない。

騎手にとって「体重オーバーで騎手変更」というのは一番の恥である。それだけに減量作戦だけは死にもの狂いでやった。

現役騎手としてレースに出ていた当時、ぼくは大柄なほうだった。当然減量には苦しむ。5日間飲まず喰わず、挙句の果てがムシ風呂に入って平均6キロ、多い時で12キロも体重をおとしてレースに出ていた。

最初の1キロは鼻歌まじりでとれるが、5キロ500おとしたあとの残り500グラムをとるのがキツイ。呼吸困難でブッ倒れる寸前にムシ風呂から這い出る。出たとたんバタリ倒れたまま10分〜15分そのままの状態にしている。セガレが腹の下でノビているが、タオルで覆う気持ちのゆとりなどありゃしない。
「ナベさんよ」
名前を呼ばれても、口も利けない有様だ。そのうち呼吸が戻り、冗談が出るようになったらしめたもの。
「さあ、あとチョイよ。あ〜あ」
と“地獄”へ再びもぐり込む。
最初は耳の穴からも汗が吹き出るが、最後には何も出るものはない。それこそ屁の一発たりともだ。

自宅で減量したこともあった。風呂場に厚手のビニールカーテンを二重にめぐらせ、火をガンガン燃やす。ちょうどムシ風呂状態になるわけだ。その時は1日に8キロも減量した。新婚間もなかった女房は腰を抜かさんばかりに驚いていた。もっとも腰が抜けたのはぼくの方に決まっている。1日に8キロは自分では最高だったが、フラフラになってどうにかイキがあるという状態だった。

…本当に減量したいのならこの方法もよかろう。ただし、救急車で後で運ばれても責任はもてない。


「言えなかった競馬の本」(昭和58年青春出版社、絶版)
著者、元中央競馬騎手、故渡辺正人氏

注意 このぐらいの覚悟で減量したという著者の体験ですので、決してまねしないで下さい。酸欠、脱水症、とても危険です。


posted by 新マネー競馬 at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 「言えなかった競馬の本」より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月27日

ハンデキャッパーに“ダメ”の烙印を押される馬

ハンデキャッパーに“ダメ”の烙印を押される馬
(「言えなかった競馬の本」第2章、明かせなかった印・情報のウソ<予想紙編>から抜粋要約)

「ハンデキャップのポイントはどこにあるのだろう」
新聞片手に悩むファンも多い。ハンデ戦を馬に乗る立場から言えば「重い方から買え」といえる。

「何故トップハンデをつけられたか」
この点をトクと考えてもらいたい。つまり、あらゆる角度から検討した結果「この馬は強い」と認めたからこそ背負わせている。能力のない馬に、ハンデキャッパーがハンデをつけることはあり得ない。もちろん、優秀な彼らとて人間だから、ハンデミスということも「ない」とはいい切れないが、そういうケースはまれである。

別定戦で54キロぐらいで走っていた馬が、ハンデ戦に出走登録48キロになったとしよう。6キロ減だ。これは「馬に能力なしと」ハンデキャッパーが判断して軽くした。
これはぼくの持論である。ハンデ戦で48キロに軽くなった馬は消していい。競馬に絶対はないが、勝ったとしてもめったにない。

最近は軽量主義の時代。昔のように60何キロなんて馬は出走しないし、そんなハンデはつけなくなった。ハンデ差が少なくなった分だけ軽量馬はソンというわけだ。

ぼくは、逆に56キロが2キロ増量で58キロに背負ってきた馬を狙う。3キロ増で59キロを背負うのはかなり強い馬といえる。このハンデで2着にきたら拍手かっさい、3着ならご苦労さん。1着にきたら、ただ一言「強い!」

「言えなかった競馬の本」(昭和58年青春出版社、絶版)
著者、元中央競馬騎手、故渡辺正人氏
posted by 新マネー競馬 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 「言えなかった競馬の本」より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月01日

ディープインパクトが◎じゃない理由

新聞の印のつけ方の驚くべきからくり
「言えなかった競馬の本」第2章
明かせなかった印・情報のウソ<予想紙編>から要約


競馬専門紙をみると「オヤッ」と思うことがある。一頭の馬に全員が◎印をつけているのに、ただ一人無印という場面だ。

あくまで予想なのだから、それは予想する者の自由であるが、ファンの立場からすれば大いに気にかかることは想像にかたくない。
「なぜだ? 全員◎印なのに」

実は、印にはそんなに思い悩むほどの背景などないのだ。これは◎印のつける予想者の心理だ。無印にした馬を「絶対こない」と思っているわけでなく、それなら全出走馬に◎印をつけちまえってだけの話。

予想紙も商売なんだから、隅っこのトラックマンでも誰かしらに当てておいてもらわないと、予想紙の信用にかかわるというだけだ。
誰かが当てれば「中山第×レース」ズバリ的中!の見出し
うがった見方をすれば、どの目が来ても対応できるのが予想紙の印なのだ。

「言えなかった競馬の本」(昭和58年青春出版社、絶版)
著者、元中央競馬騎手、故渡辺正人氏

posted by 新マネー競馬 at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 「言えなかった競馬の本」より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

こずみに神経質になるのは愚の骨頂である

“こずみ”にこだわるのは素人の証拠
(「言えなかった競馬の本」第1章、生半可な馬知識は大バカをみる<パドック編>から抜粋要約)

「この馬はこずみがでていますねぇ。いらないでしょう」
競馬解説者がよく話す言葉だが「こずんでいるからいらない」とはとんでもない誤解である。「こずみ」とは、人間でたとえれば、肩こり程度の問題だ。こずみは返し馬のウォーミングアップで簡単にほぐれるものだし、こずみがくるくらい激しい稽古をしないとサラブレットは能力がでない、という基本的なところを忘れて物を言っているとしか思えない。


現役のころ小野定夫という騎手がいた。
ある日、見るからにゴツゴツしてつまづいて転びそうなほどこずみのひどい馬に乗っていた。
ぼくは、「あぶねえから、返し馬よくやっとけよ」といい、スタートまで休んでいた。
小野騎手は丹念に返し馬で、こずみをほぐそうと努力中だ。キャンターやってダクやってもまだほぐれない。
「お前気をつけろよ!ころばれっと、ころんで死ぬお前はいいけど、オレがひっかかると困るからなぁ」

レースはなんてことない。小野騎手はハナを切って楽勝だ。レース後の検量は大笑いである。
「あんなぶっこわれ自動車みたいのにハナ切られて勝たれちゃどうしようもないなぁ」

「言えなかった競馬の本」(昭和58年青春出版社、絶版)
著者、元中央競馬騎手、故渡辺正人氏
posted by 新マネー競馬 at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 「言えなかった競馬の本」より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

ピッカピカの毛艶(けづや)にごまかされるな

ピッカピカの毛艶(けづや)にごまかされるな
(「言えなかった競馬の本」第1章、生半可な馬知識は大バカをみる<パドック編>から要約)

「いったい毛づやは馬の出来ぐあいを証明してくれるのか?」

レースに出る競走馬がいずれも毛づやが見事なのはあたりまえだ。首っぺたの毛づやがどうのこうのはまるで意味がない。あんなトコは厩務員が寝ワラでこすりさえすればピッカピカになる。

ひとつ毛づやの見方のコツを教えよう。
馬の尻のところに「ゼニ型」という斑点があるかどうか確認してみよう。この斑点はテレビでもわかる。この斑点が印刷でもしたように黒っぽく浮きあがってでてくる毛づやだったら絶好調のシルシだ。牝馬、牡馬に関係なく、斑点は状態のよい時でないと絶対浮きあがってこない。

「言えなかった競馬の本」(昭和58年青春出版社、絶版)
著者、元中央競馬騎手、故渡辺正人氏
posted by 新マネー競馬 at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 「言えなかった競馬の本」より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月06日

「言えなかった競馬の本」

「言えなかった競馬の本」の著者は元中央競馬騎手、故渡辺正人氏です。
この本昭和58年に青春出版社から発行され、一度読んだきりどこかにやってしまっていたので、どんなことが書いてあったのかまた読んでみたいと思っていました。それが、偶然に見つけることが出来ました。馬券に役に立つことや、おもしろい話が書いてありますが、絶版でなかなか手に入りませんのでこれはと思ったところを抜粋し何回かに分けて紹介していきたいと思います。
(オークションでみつけることがありますが、本じたいは絶版です)

はじめに−なぜぼくはこの本を書く決心をしたかから抜粋
騎手で買うか、馬で買うかとあなたが問われたら、一も二もなく馬で買うとおっしゃるだろう。それは大間違い。よく、馬七分、騎手三分といわれるが、どっこい馬三分、騎手七分と思わせる事実は枚挙にいとまがない。中には騎手十割といってあげたいレースだってある。
 競馬は、ファンが見る表面的なものだけでは決してない。その裏側を少しでも見た者には驚くべきことが山ほどある。それを知る知らないとでは、競馬観もガラリと変わる。

こんな笑い話もある。
 第25回天皇賞(昭和27年)、ぼくはミツハタで京都競馬場へ臨んだ。7頭立ての1番人気。勝負は接戦であったが、ミツハタは堂々の優勝。ゴールをすぎて1コーナーと2コーナーの中間までミツハタは進む。普通ならここから向きを変え、検量室の方へ戻る。しかし、ぼくはすぐには戻らなかった。ミツハタをうながし、外ラチの方へ歩みを進めた。そして、右手にムチを持ち、はるか空のかなたへムチを伸ばした。
 そのときのラジオ放送を再現すると、
『第25回天皇賞を堂々の勝利で飾ったミツハタ。鞍上のナベ正は、関東のファンの声援に応え、ムチを東の空へ向けております・・・』
 とアナウンサーは絶叫。
 この放送、ぼくのファンならず、聴いていた競馬ファンはみんなやんやの喝采をしたものだ。
 しかし、これには、実はウラがある。担当のアナウンサーとぼくは仲の良い間柄。レースの前に会ったとき、ぼくはこうささやいた。「今日の天皇賞は必ずいただく。勝ったら東の方にムチをさしだすから、ナベ正が関東のファンに応えているとでも言っておくれよ」
 アナウンサーも納得。こうして名(迷?)放送は実現したわけだ。
 名調子にも、あらかじめウラがあったという一席。
posted by 新マネー競馬 at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 「言えなかった競馬の本」より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。