年収増でこづかいアップ交渉も、妻がバッサリ 【サラリーマンとおカネ】
景気が回復してきた影響で企業にもややゆとりがでてきたようだ。
「昨年から今まで横ばいだったおれの年収も少しアップした」
一昨年に比べ年収が20万円も上がったと喜んでいるのは、銀座の料亭に勤務している竹下峰雄さん(45)。うれしさのあまり調子にのって奥さんにこづかいアップの交渉をしてみた。(2006.02.14夕刊フジ掲載)
「3万2000円の小遣いは少なすぎるよ。年収が650万円になったんだから、小遣いもアップしてもいいよね」
一生懸命頑張って家族のために働いているんだぜと、たばこを吸いながらかっこつけてみせた。
「だけど、これから住宅ローンの控除が減るし、住民税は10%一律になるから家計のやりくりが大変になる。こづかいにまわせるほど余裕があるわけないじゃない!」
頑張って交渉したものの、バッサリ蹴られた。
「退職金も数百万しかもらえないんでしょ」
ずっしりと妻の言葉が心にこたえた。だけど、定年なんて関係なく働けるからこの仕事がいいと思ったんだけど…ぶつぶつ口ごもる。
2006年度税制改正では、個人住民税が今まで5%から13%までの区分だったのが2007年度から一律10%になる。
納税者の負担が増えないようにと、それにあわせて所得税も5%から40%までの6区分になるが、総合的にみると竹下さんの家計ではプラスにはならないと奥さんに言いくるめられた。
「逆に減らしたいくらいなのに」
奥さんのうるさい小言はしばらく続いた。店にくるお客の数も支払金額もかなり増えたというのに、それは会社の経費だからなのか…。
竹下さんぬか喜びで終わったようだ。
(生活経済ジャーナリスト)
======
統計だけの数字で景気回復なんて言っていてはどうかと思うな。これ年収650万円の人の話で小遣いの額低いって言ってるけど、年収の平均はもっと低いんだから実際は小遣いの額だってもっと低いですよね。
不景気に強いギャンブルって言われてきたけど、仕事があればなんとかなった賭けるお金が、今は仕事がなくて収入そのものにも困っている人も。
明日はわが身。100円だって立派なお金、遊びなんだからといっても負けない方がいいに決まってる。
だから馬券は負けられない! その3
posted by 新マネー競馬 at 07:01|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
だから馬券は負けられない!
|

|